観た…
予備知識無し。先入観無し。で。
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2007/11/28
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って言うか「あの松っちゃんがSF…だと?!」ってびっくりした。
あー、でもゴレンジャイとか過去のコント思い出してみると片鱗はあるかなぁ…
やりたい事は理解できる。
SFの設定としてはかなり秀逸な部類に入ると思う。
主人公の設定も…
ってアニメのヒーロー物との関連性を書こうとしたらWikipediaに載せれそうなほどな分量になりそうなので割愛w
そだね、全体的にあまりにもシュール過ぎる… シュール過ぎて540度くらい方向性が迷走してる感じ。
映画としての時間配分も巧く使いこなせてないかな。だらだらし過ぎ。
この内容で120分弱はちょっと長すぎ。90分くらいにしてめりはりを利かせたほうが全体的に引き締まると思う。
ずっと松っちゃん扮する主人公へのインタビュー形式で進んでいくんだけど、主人公の背景も分からない所で
いきなり聴覚的にびっくりさせられるので、観ている方はずっとびくびくしながら観なきゃいけない。
静と動を使い分けようとして、静の所でいきなり動が入る逆効果の好例。
ホラー以外でこれを使いこなすの相当難しいと思う。
んで主人公が相当虐げられてるんだけど、それが分かるのも1時間(時間よく覚えてない…)くらい経ったとき。
先に書いたけど、これだと間延びしすぎ。120分だったら最初の30分くらいで起承転結の「起」は終わらすくらいじゃないと。
要するにあれか、30分縮めて間延びしてる部分を大幅カット。
静と動をきっちり使い分ける。これができたらまた評価は変わってきたのかなぁ…?
なんて思いました。
カンヌでの上映終了後のあのパチパチパチ… 具合も理解できた。
マスコミも持ち上げすぎだよね。ハードル上げ過ぎだって…
つかやりようによってはカルト的な映画になってたんだろうなぁ。。。